しゃおめいの”無邪気でいたい”

台湾から帰国して、再び日本社会で生きる!癌克服回顧録から地方移住までの記録

"秋の夜長"で自由人

f:id:xiaomeinikki:20151109230951j:image

私がこの頃手に持っているのは、このエッセイです。
たまたま図書館の新刊コーナーで手にとって、読み進めてみたら、珍しくすいすい読めています。

いつもは借りたとしても返却日までに本を開くか開かないか危うい、延長するかどうかという、本当に借りて満足な迷惑なやつなんです(すいません)


私がここ数年で気づいたこと、
それは、どうも小説が苦手ということです。
小説よりも伝記やエッセイの方がすいすい読めて面白いということです。図鑑や雑誌は最高に好きです。


まどろっこしい、わざと長い比喩を継ぎ足し継ぎ足ししている架空の文章よりも、実際にその人はどんな行動をして、どんなことを感じ、何を考えたのか…ということを読む方がずっと興味深く、読み応えがある。

今回借りた村上春樹のエッセイもなかなか面白くて、
文中に「好きなことを、好きなときに、好きなようにやること、それが僕にとっての自由人の定義です。」という一文を読んで、缶チューハイを開け、このブログを書き出しました。

昔の、特に中学高校時の私はもっとストイックで規律を重んじる人でした。
その頃の私であったら、まずこの時間それも歯も磨き終え、寝るという前に、ジュースのような飲み物を飲まないです。
糖分もあって、分解に胃へ負担もかかるし、寝る直前に缶飲んだら、水分過多でむくむ。
嗚呼、体に良くない、ダメ!

そんなストイックさは、社会人になり、そして台湾で住み始めてから崩れて行きました。
社会人になり、一人暮らしで完全な自由と、身に余るストレスがあいまって少し崩れました。

台湾では、"空腹は悪!"というかのように、食べることに重きを置き、胃の負担よりも空腹感を無くすことが先決という観念の人々ばかりでした。

私はさすがに夜食を食べたい気にはなりませんでしたが、夕食後に何か口にすることに少し抵抗がなくなりました。
(昔は夕食後、口にするものは、水のみ。スポーツドリンクを飲んでも罪悪感を感じるような人でした)

まるで、自分にかけた禁止事項を徐々に解いているかのようです。

何が言いたいかというと、
私は今、好きな時間に思いのまま、缶チューハイ飲みながら、読書を中断して、ブログを書くという、自由人だな〜と感じたよ! ということです。

それでは、読書に戻ります笑